これ、ほとんどの方が該当するのではないかと思いますが、
「住宅ローンがある場合のふるさと納税の限度額」
こちらの控除シミュレーションにも、
「住宅ローンなどは考慮されません」
と書いてあるし。
=>控除シミュレーション
それに住宅ローン控除される場合、ふるさと納税分はどこから控除されるのか?
などなど住宅ローンを組んでいる方がふるさと納税をする際に
気にすることと思います。
私も住宅ローンを組んでいて、気になったままふるさと納税するのは嫌だったので、
友達の税理士に聞いてみました。
税理士の友達が教えてくれたのは、
「住宅ローンがあってもふるさと納税の限度額は変わらないよ」
「ただし、一つだけ気をつけて欲しいことがある。
住宅ローン控除後の所得税、住民税の合計額が限度額を下回る場合があるよ」
これはどういうことかというと、例えば、
ふるさと納税の限度額が5万円の人が、住宅ローン減税の影響で、
所得税と住民税の合計が3万円しかない時、
3万円までしか控除されないので、
5万円寄付すると損をする可能性があるという事だそうです。
これをどうやって把握するのか聞いたら、
住宅ローンの返済予定表から年末時点での借入金の金額を把握し、
その金額に1%をかけた金額がその年の控除額だそうです。
その控除額がその年の所得税の金額を上回っていると、
上回っている金額が住民税の金額から引かれるので、
住民税の合計額が限度額を下回ることがあるそうです。
なので、今年の所得税の金額を今年の給料と去年の給料などから比較して
見積もりで算出し、自分で計算するのが時間的にもベストだそうです。
そして、限度額内でふるさと納税を行うには、
限度額にある程度の余裕を持って行うのが良いそうです。
多少の手間はかかりますが、
限度額はこちらのシミュレーションを使えば簡単に算出できますし、
=>控除シミュレーション
住宅ローンの控除額も返済予定表があれば把握できますので、
そんなに難しくは無かったです。
これ、一度やってしまうと次の年からは応用ができるので、
面倒なのは最初だけです。
ぜひやってみてください。